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種籾消毒処理装置「SASTEMA(サスティマ)」新発売 サタケ2025年1月23日

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株式会社サタケは、種籾消毒処理装置「SASTEMA(サスティマ)」を2025年1月23日、発売する。

SASTEMA(サスティマ)SASTEMA(サスティマ)

種籾の消毒はイネばか苗病などの種子伝染性の病害を防ぐため、主に薬剤の使用や温湯に浸漬する方法で行われている。
薬液消毒では廃液処理の負担があり、温湯消毒は農薬を使用しないが、水槽や乾燥を必要とするため設置スペースが広くなること、作業やメンテナンスの工数が多いことが課題となっていた。
同社は、農研機構との共同研究を通じ、蒸気で水稲種子の表面を加熱消毒、冷却・乾燥までを自動で行う消毒処理装置を開発した。高温の蒸気を使用することで約5~10秒と短時間での消毒を可能にしつつ、温湯消毒と同等の消毒効果がある。種籾の水分もわずかな上昇でおさまるため、温湯消毒装置のような脱水工程と乾燥機を必要としない。設置する機械点数が減ることにより、従来の当社温湯消毒装置と比較して約50%の面積で設置が可能で、メンテナンスや清掃の負担も軽減される。また、原料投入後は排出まで自動運転で作業が完結するため、省力化にも貢献している。
現在は水稲種子のみに対応していますが、今後、他穀物での活用も視野に入れ引き続き開発を継続していく。
価格はオープン価格。種子センターなどを中心に販売を推進していく。

【お問合わせ先】
株式会社サタケ プラント事業本部 企画管理室
〒739-8602 広島県東広島市西条西本町2-30
TEL:082-420-8549
FAX:082-420-0003

■型式・製品名
(1) 機種構成:最大処理能力0.5トン/時(水稲種子)
(2) 型式名:SDA05
(3) 製品名:「SASTEMA(サスティマ)」
SATAKE+Sustainable(持続可能な)+Steam(蒸気)からネーミング。

■製品特長
1.高温の蒸気を使用し、短時間処理
熱源に蒸気を採用。高温、短時間で消毒を行う。
2.発芽率と品質を維持
発芽率90%を維持。特に糸状菌、線虫由来の病害に効果を発揮。イネばか苗病の発症率は温湯消毒と同等程度。
3.清掃時間が少なく作業時間の短縮
(1)作業工程の削減
種籾消毒処理装置は、消毒から冷却、乾燥までを連続して行える高能率な装置。
温湯消毒は、温湯槽への給湯作業や温度管理、脱水・乾燥作業に時間がかかるのに対し、
蒸気消毒は水槽、脱水機、乾燥機が不要なため、温湯消毒と比較して清掃やメンテナンスに関わる時間や費用が削減される。
(2)コンパクト設計
蒸気による消毒を採用したことで水槽の設置が不要となった。また、短時間で処理を行うため、種籾の水分はわずかな上昇でおさまり脱水、乾燥工程が不要です。温湯消毒と比べて設置面積を大幅に削減することができ、既存施設にスムーズに導入できる。
4.環境負荷を軽減
薬液消毒では使用後の廃液処理が発生し、温湯消毒では排水が出るが、蒸気による消毒ではいずれも発生しない。
5.自動運転
投入から排出までタッチパネル操作による自動運転が行える。原料を投入し、品種を設定すると最適な運転条件で自動運転する。冷却後の脱水・乾燥工程がないので操作や調
整に関わる作業時間が削減される。

■仕様
・型式 SDA05
・能力 500㎏/h ※水分15%換算
・対象原料 水稲種子
・消毒熱媒体 蒸気と高温空気の混合気体
・原料通過時間 5~10秒
・最大蒸気温度 280℃
・装置内総動力 39.8kW
・機体質量 3000㎏
・標準装備 稼働データロギング装置
・構成 消毒ユニット:消毒処理部・蒸気生成部・冷却部
    仕上ユニット:最終冷却部・搬送工程
    蒸気ユニット

●本装置には特許第5621085、6782882号の技術を使用している。

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