チラシやHP、SNSで農作業の安全を啓発 体験型研修も実施 ヤンマーアグリ2025年2月28日
ヤンマーは農作業安全啓発活動に力を入れており、24年度はチラシやホームページ、SNSを通じた情報発信、ドローンやVRの体感も含めた各種研修に取り組んでいる。2月26日に農水省が開いた「農作業安全対策全国推進会議」でヤンマーアグリが報告した。
安全講習会の様子
24年度はチラシによる啓発活動を重点に取り組んだ。内容は①農作業安全対策としてヘルメットやシートベルト、安全フレームの使用着用の強化や熱中症予防の呼びかけ②トラクターの部品供給切れが予測される対象形式の告知や作業機付きトラクター公道走行時の注意と、定期点検の提案の二つを組み合わせた。このうち部品供給年限(製造終了後12年)を経過する所有者への点検、整備、更新の提案は4~9月に5万2433件実施した。
農作業安全講習は4~12月の期間に178回実施し2894人が受講した。転倒やVRによる安全な作業も体感した。ドローン資格取得者が安全な使用法を学ぶ講習も同期間に14回実施し122人が受講した。労働安全衛生法関係法令の改正(24年4月1日施行)で雇い入れ時教育が義務化されたことにも対応し、出張方式による農作業安全研修も行っている。
ホームページには従来の「農作業安全」「セルフ点検」「トラクター行動走行」などに、「労働安全衛生関係法令の改正」の紹介を追加した。ユーチューブのヤンマー農業チャンネルにはプロモーションやユーザーインタビューのほか、農作業安全のポイント、安全講習会、VR作業体験なども掲載、開放し、ユーザー以外も利用できる。
重要な記事
最新の記事
-
【青年大会特集座談会】国の礎「食」を支える自負を(2)京大藤井聡教授・田中均組合長・久保田治己氏2025年2月28日
-
【青年大会特集座談会】国の礎「食」を支える自負を(3)京大藤井聡教授・田中均組合長・久保田治己氏2025年2月28日
-
全農 政府備蓄米入札への応札方針決める2025年2月28日
-
(424)「米国農務省の長期見通し」雑感【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月28日
-
大谷翔平選手が「ファミリーマートおむすびアンバサダー」就任「ぼんご監修おむすび」新発売2025年2月28日
-
東北農林専門職大学、南東北クボタと「スマート農林業」で連携協定締結 山形県新庄市2025年2月28日
-
【役員人事】JA三井リース(4月1日付)2025年2月28日
-
「令和7年2月17日からの大雪」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年2月28日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」のJクレジットを媒介 農林中金2025年2月28日
-
農機の装備や販社連携、オンライン企画一体で農作業安全を推進 クボタ2025年2月28日
-
チラシやHP、SNSで農作業の安全を啓発 体験型研修も実施 ヤンマーアグリ2025年2月28日
-
安全装置を採用、機種別広報で農作業安全を啓発 三菱マヒンドラ農機2025年2月28日
-
農業女子プロジェクトや社外研修でも農作業安全を啓発 井関農機2025年2月28日
-
農業用窒素固定菌資材「エヌキャッチ」 キャンペーン ファイトクローム2025年2月28日
-
【役員人事】雪印メグミルク(4月1日付)2025年2月28日
-
飼料添加物メチオニン事業で伊藤忠商事と包括的販売提携 住友化学2025年2月28日
-
有機JAS認証取得 国産素材にこだわる有機ラーメン登場 コープ自然派2025年2月28日
-
鳥インフル 米ミシシッピ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年2月28日
-
鳥インフル 英ヘレフォードシャー州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月28日
-
中等教育学校で「のこり染め」体験 玉ねぎの皮を再利用 パルシステム群馬2025年2月28日