環境配慮型の米袋素材で年間約120tのCO2排出を削減 アサヒパック2025年3月21日
お米の袋の専門メーカー 株式会社アサヒパックは、環境に配慮でき、同時にコスト低減も目指せる米袋素材として「SFポリ」を提案している。「SFポリ」製品により、ポリエチレンを2層貼り合わせた米袋「ポリポリ」製品で受注した場合に比べ、1年間で約120tのCO2排出削減に貢献した。
120tのCO2排出削減に貢献
アサヒパックの「SFポリ」は、環境に配慮でき、同時にコスト低減も目指せる米袋素材。現在も多く流通する"ポリエチレンを2層貼り合わせた米袋"である「ポリポリ」製品に対し、この「SF ポリ」は製造時のラミネートとエイジングが不要となる。省いた工程分のCO2排出量を削減できることに加え、色合いや手触りも高品質で、「ポリポリ」製品と遜色がないことも大きな特徴。
左:SFポリ / 右:ポリポリ
「SFポリ」製品をにより1年間(2023年11月~2024年10月)で約120tのCO2排出削減に貢献。これは、植物の年間吸収量に換算すると「杉の木 約8,500本」、人工林の面積として換算すると「テニスコート 約518面」の規模に相当する。同社はこれからも、環境に配慮した製品作りに注力していくとしている。
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