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「もみ殻燻炭」製造で脱炭素に貢献 山形県鶴岡市の田和楽 農林中金、JA庄内たがわ、政策金融公庫が連携支援2025年3月27日

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山形県鶴岡市で稲作と米乾燥調製を受託している有限会社田和楽(たわら、佐藤智信代表取締役)は、もみ殻を炭化した「もみ殻燻炭(もみがらくんたん)」を製造することで脱炭素に貢献する。この取り組みに農林中金、JA庄内たがわ、日本政策金融公庫は「もみ殻燻炭」製造設備導入のための融資等を連携して実施し支援した。 

もみ殻燻炭装置 もみ殻燻炭装置

「もみ殻燻炭」は多くの微細な穴が空いたスポンジ構造で通気性や保水性に優れ(多孔質性)、微生物の住処となり増殖に適している。昔から優れた土壌改良資材として知られている。しかし、製造に手間がかかり、火を使うため安全性に注意が必要であることから、従来は、燻炭にせず有償での廃棄、無償での畜産業者への譲渡、水田散布などで処分されることが多かった。

田和楽は2025年3月から、今回導入した炭化製造装置で「もみ殻燻炭」の製造を開始する。同社とJA庄内たがわから収集した年間約1200tのもみ殻を同約300tの「もみ殻燻炭」に加工し、農家やホームセンター等への販売を予定している。

もみ殻と加工後の燻炭もみ殻と加工後の燻炭

「もみ殻燻炭」は土壌改良資材としての利用にとどまらず、土壌に炭素を貯留することで温室効果ガスの削減が見込まれる。そこで、同業他社との協力で2026年1月ごろを目途に「J-クレジット制度」への登録を計画、脱炭素への貢献も期待される。

同社は1996年に設立し、化学肥料と農薬の使用量は半分以下(同地比)で栽培している。土壌中の微生物によって分解される肥料の使用など環境に配慮した取り組みを進めてきた。 稲作文化伝承のため、今では希少な「米俵」も製造している。

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