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裂果に強い黄化葉巻病耐病性ミニトマト「ロイヤルパッション」開発 サカタのタネ2025年4月23日

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サカタのタネは、裂果に強く、収量性に優れた黄化葉巻病(TYLCV)耐病性ミニトマト「ロイヤルパッション」を開発。4月下旬から種子を発売する

耐病性ミニトマト「ロイヤルパッション」耐病性ミニトマト「ロイヤルパッション」

TYLCV耐病性を持つ「ロイヤルパッション」は抑制栽培に適した品種。同作型の収穫は残暑が厳しい9月頃から始まるが、ミニトマトは高温環境下では着果不良や着果しても玉が十分に大きくならない(小果)、割れてしまう(裂果)などの課題があり、市場価格に大きな影響を与えている。

「ロイヤルパッション」は高温環境下での着果性、果実肥大性に優れ、裂果の発生も極めて少ないため、栽培初期から品質のよい青果を収穫できる。草勢はやや強く樹勢(スタミナ)があり、栽培後半まで安定した収量性を発揮できる品種。また、果実は色濃くテリがあり、食味は甘味と酸味のバランスに優れ、果実が軟らかくなってしまう軟化玉の発生も少ない。出荷時の青果品質もよく、流通先での果実の見栄え、棚持ちのよさにもつながる。

ミニトマト「ロイヤルパッション作型図」ミニトマト「ロイヤルパッション作型図」

ミニトマトは収穫作業のほとんどを手作業で行うため、労働力の確保が難しい昨今においては作業性も重要。「ロイヤルパッション」は、下段から花数が適度で摘花作業が軽減でき、節間が短いので、樹の高さを調整するつるおろし作業など誘引作業の頻度を軽減できる。また、1枚1枚の葉の長さ(茎から葉先まで)が短く、葉が立つ開帳型のため、果実への採光性がよく、薬剤散布作業の負担軽減にもつながる。

「ロイヤルパッション」は、ミニトマトの栽培で問題となる萎凋病(F:R-1)、ToMV(Tm-2a型)、葉かび病、斑点病への抵抗性と黄化葉巻病(イスラエル、マイルド系統)への耐病性、ネマトーダへの耐病虫性がある。特に抑制栽培に向く品種で、夏秋、促成栽培の作型でも栽培可能。

ミニトマト「ロイヤルパッション」の種子の希望小売価格はプライマックス種子1袋1000粒入りで、4万7850円(税込)。全国のJA、種苗店を通じて販売。

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