生産資材:年頭あいさつ2020(農機・資材)
髙山 盟司 氏 (三和シヤッター工業株式会社代表取締役社長)2020年1月3日
安全・安心・快適を提供し社会に貢献
2020年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。旧年中は多大なご愛顧を賜わり、心より感謝申し上げます。
さて、2019年を振り返りますと、当業界を取り巻く外部環境は、堅調な内需を下支えに高水準の企業収益を受けて、合理化・省力化や更新投資による設備投資が増勢を維持し、また民間住宅投資は消費税増税前の駆け込み需要は限定的で増税後の反動による大幅な落ち込みは回避されたものの、弱含みで推移しました。
このような環境下、当社は、建材商品を通じて安全・安心・快適を提供することにより社会に貢献する企業としてマーケットニーズを捉え、それに応えるべく全社員一丸となって取り組んでまいりました。
現在、「三和グローバルビジョン2020」の第三次中期経営計画において『スチール建材№1企業として、次の10年に繋がる強靭な収益基盤の確立』を経営方針に掲げ、シャッター・ドアなどの基幹商品の収益性確保、間仕切・エントランス・環境建材などの戦略商品の拡充を図っております。特に基幹商品では、昨年9月に三和ホールディングスがLIXIL鈴木シャッターの全株式を取得し、三和グループの一員として新たに鈴木シャッターが発足しましたので、同社の創業116年の歴史で培われた厚い顧客基盤を融合して、シナジー効果による成長を目指してまいります。昨年は大型台風15号、19号が上陸し甚大な被害を受けたことから、その復旧に全力を尽くすとともに、引き続き高耐風圧や高防水仕様の製品を通じて防災・減災への取り組みを強化してまいります。とりわけ防水シャッターでは業界初の浸水高さ3.0mに対応できる製品の供給を開始し高い評価をいただいております。またバリアフリー構造で耐震性能を兼ね備えた引戸や火災発生時に延焼を防止するとともに避難を容易にする防火戸など、顧客のニーズに応えるべく品揃えの充実を図っております。
さらに、生産性の向上および製品の品質向上を図るため積極的にソフトウェア・生産設備の新規導入を進めており、また、防火設備の検査報告制度への対応を含め工事力の強化のため、施工技術者の採用・育成に全社をあげて取り組んでいるところです。
本年も引き続き、全国の販売サービス網・施工体制に加えて業界トップレベルの製造技術力・商品開発力を結集し、安全・安心な商品とサービスをお客様に提供してまいります。
2020年は、大都市圏を中心に大型再開発プロジェクトが竣工を迎え転換期に差し掛かりますが、メンテナンスサービスに加え、防災・リニューアル需要が見込まれることから、グループの総合力を発揮し、全社員が一致団結して「三和グローバルビジョン2020」達成を目指して邁進する所存です。
本年も、何卒倍旧のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
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