トマト好き、セロリが嫌い タキイが野菜調査2013年8月27日
タキイ種苗は、8月31日の「やさいの日」を前に、全国の20歳以上の男女600人を対象に、野菜にまつわるイメージ評価や、家庭園芸の関心度などを調べた。その結果、好きな野菜はトマトが1位、嫌いな野菜はセロリだった。また、機能性野菜を「取り入れたい」は7割以上で、健康への関心度の高さを示した。
調査では、野菜が「大好き」と39.2%、「どちらかというと好き」が50.2%で、合わせて「野菜好き」が89.4%だった。理由は「健康によいから」「栄養があるから」が多く、健康志向を反映している。
最も好きな野菜は、トマトが21%で5年連続トップ。年々人気が上昇しており、2位のジャガイモ、メロンの7.7%を大きく引き離した。最も嫌いな野菜はセロリ(12.7%)で2年連続1位。一方、子どもは、トマトが好き(30.5%)で、ゴーヤが嫌い(17.8%)で、ともに2年連続1位だった。
家庭菜園は、現在やっているか、過去に経験した人は50.7%。始めた理由は「安全・安心のため」(28%)、「子どもの教育によいから」(23%)が多かった。家庭菜園で作っている作物はトマト(75%)がトップで、2位はキュウリ(37.8%)、3位ナス(35.2%)となっている。
野菜に期待する栄養効果としては、「健康な体」が72.2%でトップ。続いて「血液をサラサラになる」(42.8%)、「便秘の解消」(38.7%)。野菜の機能性については。「知っていた」が16.5%と低いものの、「機能性野菜を食生活に取り入れたい」が76.2%に達し、機能性野菜への関心の高さがうかがえる。
(写真)
好きな野菜1位のトマト(写真はタキイ種苗の「桃太郎セレクト」)
(関連記事)
・8月31日やさいの日 JA全農が都内でイベント(2013.08.21)
・カットスイカを選ぶ人が半数以上 タキイが調査(2013.08.20)
・野菜産地、高温対策を 農水省(2013.08.01)
・夏野菜価格、おおむね前年を上回る見込み(2013.07.24)
・8月30日、都内で野菜シンポジウム(2013.07.24)
重要な記事
最新の記事
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日
-
厚木・世田谷・北海道オホーツクの3キャンパスで収穫祭を開催 東京農大2024年11月22日
-
大気中の窒素を植物に有効利用 バイオスティミュラント「エヌキャッチ」新発売 ファイトクローム2024年11月22日
-
融雪剤・沿岸地域の潮風に高い洗浄効果「MUFB温水洗浄機」網走バスに導入 丸山製作所2024年11月22日
-
農薬散布を効率化 最新ドローンなど無料実演セミナー 九州3会場で開催 セキド2024年11月22日
-
能登半島地震緊急支援募金で中間報告 生産者や支援者が現状を紹介 パルシステム連合会2024年11月22日