凍霜被害リンゴの支援事業を実施 農水省2013年10月23日
農水省は10月18日、凍霜被害を受けた果実の有効利用と消費拡大を支援する「自然災害被害果実加工利用促進等対策事業」の対象作物にリンゴを追加した。
この事業は4月に栃木、長野で降霜や低温被害を受けたナシが多かったことから7月に実施された。このたび、リンゴでも被害が拡大していることがわかり対象作物として追加された。
対象となるのは、4月に凍霜害を受けたリンゴ。
支援内容は以下の通りで、それぞれ2分の1以内の補助率。事業の実施者はJAなど。
▽対象果実の有効利用促進および、区分流通の実施
被災農家が被害果実の取り扱いなどについて情報通知するためのチラシ作成費などを支援。
▽加工原料用果実の段階的出荷のための一時貯蔵の実施
加工原料用果実の一時貯蔵に必要な集荷拠点から貯蔵庫までの運搬費や貯蔵費を支援。
▽対象果実および、その加工製品の消費拡大に向けた取組の推進
対象果実や、それを原料とした加工製品の消費拡大PRのための経費を支援。
(関連記事)
・凍霜被害受けたナシの対策事業実施 農水省(2013.07.09)
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