キュウリ、ピーマンの価格が前年同月比倍に2013年11月6日
農水省は10月31日、平成25年9月の青果物流通統計を発表した。野菜は数量、価格とも前年同月に比べて上がったが、実はどちらも減衰だった。
【野菜】
野菜の主要14品目の卸売数量は、前年同月に比べて3%減の65万4000tだった。
1kgあたりの平均価格は229円で同31%上昇。とくにキュウリが同104%増の378円、ピーマンが同100%増の468円と前年の2倍を超えたのをはじめ、すべての品目で前年同月を上回った。
【果実】
国産・輸入あわせた卸売数量は20万3000tで前年同月に比べて1%減った。
国産8品目の1kgあたりの卸売価格は302円で同4%落ちた。特に日本ナシが同19%減の248円、リンゴが同16%減の240円、カキが同14%減の299円と1割以上低下した。一方、モモは同9%増の428円、ブドウは同7%増の550円、メロンは同5%増の354円と上がった。
(関連記事)
・「JGAP青果物2010」英語版を公表(2013.07.30)
・青果物の生産者受取価格、微増 農水省が調査(2013.07.10)
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