2月の野菜価格、おおむね平年並み2014年2月5日
農水省は2月の主要野菜の価格見通しと主産県の生育状況を公表した。
葉茎菜類、果菜類の生育はおおむね順調。根菜類ではニンジンが小ぶりだが、ダイコンは順調に回復している。
品目別で特徴的なものは次の通り。
▽ダイコン
生育が順調に回復しており、出荷量・価格とも平年並み
▽ニンジン
昨夏の高温、少雨や台風の影響で、引き続き小ぶり傾向。出荷量が平年を下回り、価格は平年を上回る。
▽ハクサイ
主産地では11月中旬以降の低温などの影響で小玉傾向だが、2月からは他産地の出荷も本格化するため、出荷量・価格とも平年並み。
▽タマネギ
昨夏の高温、少雨の影響で小玉傾向で収量が平年を下回り、出荷量も平年を下回る。ただし、海外からの輸入もあり、価格は平年並みとなる見込み。
◇
この見通しは、農水省が主産県や卸売会社からの聞き取りをもとに月ごとにまとめている。
(関連記事)
・根菜、葉菜で高値続く 年末年始の野菜価格(2013.12.25)
・天候不良の影響 野菜類の出荷低調・価格上昇(2013.12.05)
・秋冬野菜、高値で推移 輸入品ニーズ強まる(2013.11.14)
・単身・若年層で野菜消費減る 価格高騰が影響(2013.12.09)
・野菜産地、高温対策を 農水省(2013.08.01)
重要な記事
最新の記事
-
【'25新組合長に聞く】JAようてい(北海道) 金子辰四郎組合長(4/11就任) 「国民の胃袋」支える誇り胸に2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(上)2025年4月28日
-
全農 備蓄米 4月に5万5000t出荷2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(下)2025年4月28日
-
【JA人事】石塚克己(茨城県)石塚克己組合長を再任(4月26日)2025年4月28日
-
令和7年度「3-R畜産たい肥散布体験会」を開催 JA全農ひろしま2025年4月28日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年4月28日
-
二重米価制で農政を刷新せよ【森島 賢・正義派の農政論】2025年4月28日
-
ジャガイモ・馬鈴薯・ニドイモ・ナツイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第337回2025年4月28日
-
【農業協同組合研究会】5月31日に研究大会 新基本計画と今後の農政テーマに2025年4月28日
-
里山再生ビオトープ「クミカ レフュジア菊川」創設 クミアイ化学工業2025年4月28日
-
JA大阪南管内ブドウ圃場で農業資材「スキーポン」試験開始 アクプランタ2025年4月28日
-
「世界ミックスダブルスカーリング選手権」日本代表チームの食事をサポート JA全農2025年4月28日
-
「JA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会」全国から出場計16チームが決定2025年4月28日
-
JAタウン イメージキャラクター「じぇー太」のクリアファイル新発売2025年4月28日
-
全農杯全日本卓球選手権大会栃木県予選会 副賞のとちぎ和牛など「ニッポンの食」で子どもたちを応援 JA全農とちぎ2025年4月28日
-
和紙の製造技術を応用した農業用マルチシート「和紙マルチ」販売開始 日本製紙パピリア2025年4月28日
-
国産ジビエ認証施設に宮城県「大崎市ジビエ食肉処理加工等施設」認証 農水省2025年4月28日
-
お茶を楽しむ「チャチャっとお茶生活キャンペーン」開始 農水省2025年4月28日
-
大規模植物工場でわさびの栽培技術開発を開始 海外市場向け生産体制構築へ NEXTAGE2025年4月28日