26年産荒茶生産量6%増 主産6府県2014年8月26日
農水省は8月19日、主産6府県(埼玉、静岡、三重、京都、奈良、鹿児島)の平成26年産一番茶の収穫量、生産量の統計結果を公表した。
摘菜面積は3万200haで25年産と同じだった。全体としては年々減少しているが、京都と鹿児島は5年前に比べて微増となっている。
26年産の作柄は、25年産が凍霜害などの影響で作柄が悪かったのに対し、おおむね天候に恵まれ生育がよかったため、10aあたり生葉収量が25年産に比べて8%多い437kgだった。そのため、生葉収穫量は13万1900tで前年産に比べて1万t(8%)増、荒茶生産量は2万7000tで同2000t(8%)増で、6府県とも前年比増となった。
府県別の荒茶生産量は、静岡が1万2500t(46%)、鹿児島が8430t(31%)、三重が2990t(11%)だった。
(関連記事)
・斑点米カメムシ類の発生に注意 病害虫発生予報(2014.07.11)
・堆肥施用が10倍に 環境保全型農業直接支払(2014.07.04)
・機能性成分引き出す給茶機開発 農研機構(2014.04.03)
・緑茶「べにふうき」が受賞 産学官連携表彰(2013.08.21)
・海外バイヤー招いて商談会 ジェトロが日本茶輸出を支援(2012.11.13)
重要な記事
最新の記事
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日
-
【注意報】過去10年間で最多誘殺 水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2024年7月18日
-
【注意報】平年の4倍 水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年7月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「財務省経済産業局農業課」て何?2024年7月18日
-
1970年代の農村社会の異質化の進展と農業【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第299回2024年7月18日