野菜価格、おおむね平年並みに 農水省調査2014年10月6日
農水省は10月3日、向こう1カ月の主要野菜の生育状況、価格見通しを発表した。
8月中旬以降の日照不足、低温などの天候不順の影響を受けて、9月の野菜価格は全体的に高い価格で取引されていたが、10月に入って切り替わった産地ではおおむね生育が順調なため、出荷量、価格とも平年並に落ち着く見通しだ。
品目別で特徴的なものは次の通り。
▽キャベツ
9月中旬までの主産だった関東高冷地で生育の遅れがあり小玉傾向で価格が平年を上回っていたが、後続の産地となる関東平野部では生育が順調なため、出荷数量・価格とも平年並みになる。
▽ナス
関東から四国へ産地が切り替わるが、ともに日照不足などで生育が遅れており、出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る。
▽バレイショ
収量が平年を上回っており、価格は平年を下回る。
この見通しは、東京都中央卸売市場での聞き取り調査をとりまとめたもの。
(関連記事)
・キュウリ、ナス高値続く 9月後半の野菜価格(2014.09.18)
・キュウリ、9月も高値続く 主要野菜見通し(2014.09.03)
・トマト価格平年比8%安 7月の青果物市場 (14.09.03)
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