合言葉は「たちつてとちぎ」 栃木イチゴをPR2014年12月4日
出荷量46年連続日本一めざすJA全農とちぎ
JA全農とちぎは「たちつてとちぎ」を新たなキャッチコピーに、平成27年産の県産イチゴをPRしている。27年産の出荷が始まる直前の11月には、都内で流通業者らとの情報交換会を開いた。
栃木県は昭和43年から平成26年まで45年連続でイチゴ出荷量全国一位だ。11月からすでに27年産イチゴの出荷は始まっており、「例年の約2倍の出荷ペースでスタートした」(佐藤健一・栃木いちご消費宣伝事業委員会委員長)という。27年産も主力品種「とちおとめ」を中心に、「生産者とJAが一丸となって」(高橋武・JA全農とちぎ運営委員会会長=写真左)46年連続日本一をめざす。
JA全農とちぎでは、今年のとちおとめ販売目標を、▽収穫量:4200kg/10a(前年比150kg増)、▽年間出荷量:2万1500t(同708t増)、▽年内出荷量:3200t・シェア15%(同122t増)、▽総販売額:225億円(同10億6400万円増)、▽1kgあたり単価:1050円(同19円高)としており、高橋会長は「とちおとめを中核として、栃木県のいちご王国をゆるぎないものとしたい」と力をこめている。また、今年は新品種「スカイベリー」の正式販売が始まる。「新たなスターとして、とちおとめとともに売り出したい」(福田富一・栃木県知事)考えだ。
情報交換会では、このほか、栃木県のご当地アイドルやご当地キャラがとちおとめをPRした。
◇
「たちつてとちぎ」は、JA全農とちぎの今年のキャッチコピー。栃木県産農産物は「た=太陽さんさん、ち=近くて新鮮、つ=作り手まじめに、て=手塩にかけた」ものだということを紹介する合言葉で、イチゴに限らず米、野菜、畜産物などにも付けられている。
(上写真)
とちおとめをPRする栃木県イメージキャラクターの「フレッシュメイト」、ご当地アイドル「とちおとめ25」、ご当地キャラ「トチゴくん」
(関連記事)
・【現場で役立つ農薬の基礎知識 2013】[16]イチゴの施設栽培防除(2013.09.20)
・イチゴの個別包装容器を開発 流通ロスを軽減(2013.03.25)
・イチゴの定置型収穫ロボット開発 農研機構(2013.06.06)
・生産性向上に貢献する土づくりの最新資材 土づくり推進フォーラム(2012.07.30)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月16日
-
30年目を迎えたパルシステムの予約登録米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月16日
-
JA全農、ジェトロ、JFOODOが連携協定 日本産農畜産物の輸出拡大を推進2024年7月16日
-
「雨にも負けず塩にも負けず」環境変動に強いイネを開発 島根大学・赤間一仁教授インタビュー2024年7月16日
-
藤原紀香がMC 新番組「紀香とゆる飲み」YouTubeで配信開始 JAタウン2024年7月16日
-
身の回りの国産大豆商品に注目「国産大豆商品発見コンクール」開催 JA全農2024年7月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で黒酢料理を堪能 JAタウン2024年7月16日
-
【役員人事】ジェイエイフーズおおいた(6月25日付)2024年7月16日
-
【人事異動】ジェイエイフーズおおいた(4月1日付)2024年7月16日
-
日清食品とJA全農「サプライチェーンイノベーション大賞」で優秀賞2024年7月16日
-
自然派Style ミルクの味わいがひろがる「にくきゅうアイスバー」新登場 コープ自然派2024年7月16日
-
熊本県にコメリパワー「山鹿店」28日に新規開店2024年7月16日
-
「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
-
北海道で農業×アルバイト×観光「農WORK(ノウワク)トリップ」開設2024年7月16日
-
水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
-
元気な地域づくりを目指す団体を資金面で応援 助成総額400万円 パルシステム神奈川2024年7月16日
-
環境と未来を学べる体験型イベント 小平と池袋で開催 生活クラブ2024年7月16日
-
ポーランドからの家きん肉等の一時輸入停止を解除 農水省2024年7月16日
-
JAタウンのショップ「ホクレン」北海道産メロンが当たる「野菜BOX」発売2024年7月16日