抗アレルギー作用ある機能性表示食品「べにふうき」緑茶発売2015年9月17日
農研機構とJAかごしま茶業(株)が共同で研究を行った、メチル化カテキンを含む緑茶「べにふうき」が、機能性表示食品として消費庁に認められた。同商品は9月15日から発売される。
機能性表示食品制度は今年4月から始まった制度で、食品の機能性などを科学的根拠に基づき消費者庁に届けることで、事業者の責任で機能性に関する表示が可能となったもの。
メチル化カテキンは、1日34mg以上摂取することでアレルギー性鼻炎に対する抗アレルギー作用を持つことが分かっている。農研機構とJAかごしま茶業は2004年から共同で、「べにふうき」緑茶の栽培法や、メチル化カテキンの含有量を一定範囲内に抑える生産工程管理法などを開発していた。
今回発売される「べにふうき緑茶」には、一日摂取目安量の3包に34mg/9g(抽出後)含まれている。
ハウスダストやほこりなどが原因で、目や鼻に不快感を抱く成人に向け、1袋21包入(7日分)、648円で発売する。
(写真)「べにふうき」緑茶
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