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単身女性の消費減る 野菜・果物の消費行動 JC総研が調査2015年12月25日

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 単身女性と20代以下で野菜と果物の消費が減少ー。一般社団法人JC総研の消費動向調査で分かった。価格のアップが影響しているとみられるが、野菜の消費量が増えている単身男性と好対照をなした。12月24日発表した。

 それによると、全体で野菜を「毎日(ほぼ毎食+ほぼ毎日)食べる」が60.9%、果物28.5%で、それぞれ前回より1・1ポイント、0.8ポイント減少した。特に単身女性の野菜51.8%で4.5ポイント、20代以下35.2%で14.5ポイント、それぞれ減少した。果物も単身女性23.3%7.3ポイント、20代以下8.7%11.6ポイントと、大幅に減った。
一方、単身男性は野菜の「毎日」が36.9%で、6.1%増えた。
 野菜、果物ともに単身女性と20代以下の摂食頻度の低下が目立つが、
野菜を購入する時に重視するのは、前回に引き続き1位が「鮮度がよい」61.9%(前回66.1%)、2位「販売単価が安い」53.5%(同48.6%)で、4.9ポイント増えた。調査時点の8月は野菜や果物の価格が高かったことも影響したことが想定される。
 また野菜不足を感じる程度について、全体では「野菜不足」とする回答が14.4%(前回12.5%)で増加。「野菜は不足気味」が36.0%(同38.4%)で減少。単身男性は「野菜不足(不足気味)」は65.8%(同73.5%)で大きく減少。単身女性は逆に65.9%(同62.5%)で増加と、対照的な結果となった。
 このほか、植物工場の野菜については、「食べてみたい」が20代・40代で増え、60代・70代で減少という年齢層によって異なる反応が見られた。
 今回調査項目に加えた機能性野菜については、「購入したことがある」は6.8%。「全く知らない」(39.8%)、「名前を聞いたことがある程度」(40.6%)で、認知度はまだ高くない。

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