サカタのタネ他2社共同開発 コンビニで家庭栽培キット発売2016年3月25日
(株)サカタのタネ、(株)ファミリーマート、住友化学園芸(株)は野菜や草花のガーデニング分野でオリジナル品種の共同開発を行う事を昨年夏に同意していた。共同開発した商品を4月19日から発売する。
コンビニエンスストアでカット野菜やサラダが人気を集めるなど、健康志向の高まりで野菜の需要が大きくなっている。これを受け、3社は「より多くの方に新鮮な野菜の美味しさや、自ら育てて味わう喜びを提供したい」というコンセプトのもとに各社の専門性と技術を活かした共同開発に昨年夏に合意した。
その合意にもとづいて共同開発を行った商品、家庭栽培キット「ファミマガーデン」の第1弾「育てるサラダ ガーデンレタスミックス(税込498円)」を4月19日から、「育てるヤクミ 葉ねぎ(税込498円)」を5月17日から、北海道と沖縄を除く全国のファミリーマート約1万1300店舗で発売する。この商品は栽培途中に与える肥料もセットなので、長く楽しめることが特徴。ファミリーマートのサラダ売り場前にコーナーを特設し、サラダを買い求める消費者に向けPRする。
サカタのタネ担当者は新しい展開となる商品について、「コンビニエンスストアという今までにない販売チャネルでの発売で、新しいターゲットの獲得を期待している」と意気込みを話す。
今後は鑑賞用の草花も発売する予定だ。
(写真)育てるサラダ
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