桃太郎トマト30周年 茨城で農場研修会 タキイ種苗2016年7月14日
タキイ種苗は創業180周年記念の農場研修会を7月12日と13日に、茨城県にあるタキイ茨城研究農場で開いた。2日間で約1500人が桃太郎トマト30周年を記念した栽培展示などを視察した。
産地向けの推奨新品種と試交品種の紹介や家庭菜園でも作りやすい品種などの野菜品種展示、健康野菜シリーズの「ファイトリッチ」を中心とした野菜の試食、カテゴリー別展示が行われた。カテゴリー別展示では、環境制御ハウスのトマト展示や種子加工技術などの研究テーマ展示、桃太郎トマト30周年、ゴッホ美術館のひまわり迷路の展示で使われたサンリッチひまわり25周年記念展示が行われた。桃太郎トマト記念展示では現在販売されている桃太郎トマトシリーズの一覧が並べられた。
その他、180周年を記念した「京都ゆかりの厳選野菜シリーズ」の紹介も行われた。京都で創業し、現在も京都に本社を構えるタキイ種苗が17品種を厳選して記念販売を行っている。コロンとした形状が特徴の「もぎ茄子」の他、「山科唐辛子」や「聖護院胡瓜」など京都の地名がついた品種もあり、その関わりの深さがうかがえる。
今年新発売するメロン「レノンハート」にも注目が集まった。低温肥大性にすぐれ、自根でえそ斑点病耐病性を持つ。早出し赤肉ネットメロンで、日持ち性もよい。
(写真)展示会を訪れ、野菜の栽培状況を真剣にみつめる来場者ら、環境制御ハウスのトマト展示、桃太郎トマトとサンリッチひまわり25周年記念展示
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