「ぶなしめじ」自主回収 異物混入の恐れで JA全農長野2016年8月26日
JA全農長野とJA上伊那は8月25日、蛍光灯の破片混入の恐れがある「ぶなしめじ」の回収を始めた。8月8日から24日出荷の商品で、100g~1kg入り合わせて18万5038袋。出荷先は14都府県29市場に及ぶ。
JA上伊那の生産者1名が出荷した「ぶなしめじ」に蛍光灯の破片が混入している恐れがあることが、25日分かった。栽培過程で蛍光管で照明をあてる期間があるが、このうちの1本が劣化して欠落し、破片が栽培中の「ぶなしめじ」に落下した恐れがある。生産者から報告を受けたJA上伊那、JA全農長野は直ちに出荷先を調べ、自主回収の措置をとった。
混入の恐れのある出荷期間は判明しているが消費者段階では判断できないため、当該生産者の「ぶなしめじ」はすべて回収する。生産者番号は「85」で出荷段ボールおよび包装フィルムの側面に印字してある。内訳は100g入り約10万袋、同200g入り8万2000袋、同500g入り120袋、同1kg入り820袋。
流通在庫の回収を行うとともに出荷先の卸売会社を通じて取引先に連絡。一般の購入者には取引先を通じて周知し、回収は買い求めた店舗で行う。JA上伊那では直接返品も受け付ける。なおJA全農長野では「混入の可能性がある当該品は限定されているので、他のぶなしめじは安全を確認している」と話している。
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