荒茶生産量4%減 28年産一番茶2016年9月1日
農水省は平成28年産一番茶の摘採面積、生葉収穫量、荒茶生産量を8月30日にまとめた。一番茶の荒茶生産量は前年産に比べ4%減少した。
主産県の摘採面積は2万9300haで、前年産比500ha(2%)の減少だった。
生葉収穫量は12万7100tで、同比2300t(2%)の減少。10aあたりの生葉収量は434kgで前年並みとなった。
荒茶生産量は2万5500tで同比1000t(4%)の減少だった。これは摘採面積が減少したことに加え、良質な荒茶生産のために浅刈りしたことなどで製茶歩留まりが低下したため。
府県別の荒茶生産量割合は、静岡県が47%、次いで鹿児島県が29%、三重県が11%だった。
摘採面積は収穫を目的に茶葉の摘取りが行われた面積のこと。主産県は静岡県、鹿児島県、三重県、埼玉県、京都府、奈良県の1府5県。
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