台風影響で出荷数量平年下回る 11月野菜価格見通し2016年10月31日
農水省は10月28日、東京都中央卸市場における11月の野菜の生育状況と価格見通しをまとめた。主産地や卸売会社から聞き取りを行ったもの。
現在の生育状況について、9月中旬以降の降雨の湿害の影響で、生育不良や発芽不良が根菜類や葉茎菜類で起こった。しかし葉茎菜類のホウレンソウやレタスはその後の天候が回復し、生育も回復傾向にあるとしている。
果菜類のキュウリやナスは9月中旬以降の日照不足で着果数量が減少しているが、生育は回復傾向。トマトやピーマンは10月上旬の日照不足で着果数量が減少している。
土物類のバレイショが6月の長雨や8月の台風の湿害で肥大不足となり小玉傾向にある。
今後はダイコンやニンジンなどで台風の湿害による肥大不足の影響で出荷数量が平年を下回り、価格が高値水準で推移することが予測される。
なお、ハクサイやキャベツは他の野菜の高値傾向で、代替需要が増加し、小売業者などによる引き合いが強まって10月の価格が平年を上回って推移した。
価格見通しは次の通り。
重要な記事
最新の記事
-
埼玉県内で鳥インフルエンザ 国内11例目2024年11月25日
-
【JA部門】全農会長賞 JA山口県 「JAならでは」の提案活動で担い手満足度向上 TAC・出向く活動パワーアップ大会20242024年11月25日
-
5年ぶりの収穫祭 家族連れでにぎわう 日本農業実践学園2024年11月25日
-
鳥インフル 米イリノイ州、ハワイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月25日
-
「JA集出荷システム」と生産者向け栽培管理アプリ 「AGRIHUB」をシステムで連携 農業デジタルプラットフォームの構築目指す JA全農2024年11月25日
-
卓球世界ユース選手権 日本代表を「ニッポンの食」でサポート JA全農2024年11月25日
-
佐賀県産「和牛とお米のフェア」みのる食堂三越銀座店で開催 JA全農2024年11月25日
-
JA全農×農林中金「酪農・和牛の魅力発信にっぽん応援マルシェ」新宿ルミネで開催2024年11月25日
-
EXILE NESMITH監修 くまもと黒毛和牛『和王』の特別メニュー提供 JA全農2024年11月25日
-
「第1回全国冷凍野菜アワード」最高金賞のJAめむろなど表彰2024年11月25日
-
「熊本県産和牛とお米のフェア」大阪の直営3店舗で12月1日から開催 JA全農2024年11月25日
-
都市農業・農地の現状と課題 練馬の野菜農家を学生が現地調査 成蹊大学2024年11月25日
-
食育イベント「つながる~Farm to Table~」に協賛 JQA2024年11月25日
-
薩州開拓農協と協業 畜産ICT活用で経営の可視化・営農指導の高度化へ デザミス2024年11月25日
-
「ノウフクの日」制定記念イベント 東京・渋谷で開催 日本農福連携協会2024年11月25日
-
省スペースで「豆苗」再生栽培「突っ張り棒」とコラボ商品発売 村上農園2024年11月25日
-
在ベトナム農業資材販売会社へ出資 住商アグロインターナショナル2024年11月25日
-
楽粒の省力検証 水稲除草剤の散布時間の比較 最大83%の時間削減も 北興化学工業2024年11月25日
-
【人事異動】北興化学工業株式会社(12月1日付)2024年11月25日
-
幼稚園・保育園など996施設に「よみきかせ絵本」寄贈 コープみらい2024年11月25日