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ミカンの出荷量5%増2017年5月17日

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 農水省は5月16日、平成28年産ミカンの結果樹面積や収穫量、集荷量を公表した。

 ミカンの結果樹面積は4万1500haで、前年産比700ha(2%)減だった。前の裏年の平成26年産に比べると1400ha(3%)減少している。
 10a当たりの収量は1940kgで前年産比100㎏(5%)減だった。早生温州で7月から8月にかけて高温・少雨の影響で果実肥大が抑制されたことなどが原因と考えれる。
 収穫量は80万5100tで前年産比2万7300t(4%)、出荷量は71万7500tで前年産比3万3600t(5%)増加した。なお、昨年は腐敗果の発生などで作柄が悪かった。
 平成26年産と比べると、それぞれ6万9600t(8%)、6万4500t(8%)減った。
 都道府県別でみた収穫量は和歌山県が20%、愛媛県が16%、静岡県が15%となっており、この3県で約5割を占めている。

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