漬物用ダイコン「Ｆ1ふるさと」 ファンの声に答え再販2017年5月24日
（株）大和農園は、漬物専用のダイコン「Ｆ1ふるさと」の販売を、7年ぶりに6月から再開する。大きさの揃いがよいなどの品種改良がされた。
1986年に販売した「Ｆ1ふるさと」は、漬物の加工に機械化がすすむなど時代の変化の影響で、7年前に販売を停止した。しかし、「食味や漬けあがりが一番良い」といった復活を希望するファンの声が多く、このたび品種改良し、販売再開した。
「Ｆ1ふるさと」は肉質が緻密で歯切れがよく、古漬けで2～3年つけても変色や色むらがなくきれいに仕上がることが特徴。根長40～42ｃｍで、根径およそ5ｃｍと細めのため干しやすい。また尻の肉付き、揃いも良好で曲がりが少ない。
葉はやや多いが、半立性のため密植栽培が可能。適期栽培では種まきの約60日後に収穫できる。
6月から全国の種苗店とＪＡルートで販売を開始する。希望小売価格（税込）は2ｄｌ缶が5940円、20mlが659円、10mlが378円。
問い合わせ先は（株）大和農園 電話：0743-62-1182。
（写真）ダイコン「Ｆ1ふるさと」
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