花房大きく豪華 アジサイ「万結珠(まゆだま)」苗受注開始2017年6月6日
(株)サカタのタネはアジサイ「万結珠(まゆだま)」の苗の生産者向けの受注を、6月上旬から全国の種苗店などを通じて開始する。花房が大きなことが特徴で、店頭で陳列した際に訴求性が高いと期待される。
「万結珠」は花房の大きさが20~30センチで迫力ある草姿。装飾花(がく)の大きさが約5センチで、草丈は45センチ程度。従来品種より茎が硬いため栽培の管理がしやすく、輸送性が高い。
アジサイは栽培時の用土のphの違いで花色をブルーやピンクに作り分けられる。この「万結珠」のブルーは咲き始めに中心部分が淡い紫からスカイブルーへ変化するグラデーションカラーが、市場関係者から高い評価を得ている。同社によるとピンクは母の日ギフトにおすすめできるとしている。
この品種は、アジサイ育種の先駆け、群馬県「さかもと園芸」の坂本ティアムチャイ氏が育成したもの。
6月上旬から全国の種苗店などを通じて生産者向けの受注を開始。出荷形態は増殖用母株72穴(保証本数70本)で、希望小売価格(税抜)は290円/本。出荷ラベルは44円/枚となっている。
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