黄化葉巻病耐病性大玉トマト「桃太郎ホープ」 タキイ種苗茨城研究農場で2017年6月26日
タキイ種苗(株)は6月23日、茨城県にあるタキイ茨城研究農場で夏期農場研修会を開いた。種苗店やJAの営農担当者などの関係者のほか、市場流通関係者など、およそ200社700人が来場した。
展示場では今年新発表された、黄化葉巻病耐病性を持つ大玉トマト「桃太郎ホープ」、黄化葉巻病耐病性で裂果に強いミニトマト「TY千果」、それに夏秋栽培用の大玉トマト「桃太郎ワンダー」、単為結果性のナス「PC筑陽」などが展示された。
トマト「桃太郎」を栽培している地域のJAの営農担当者は、違いや栽培のポイント、追肥など現場で話ができるよう、真剣に情報収集に努めていた。
またナス「PC筑陽」はハウス栽培用で、ホルモン処理などをしなくても安定して着果するため、省力化で訴求できるため注目が高かった。
このほか、講演会も開かれ、現場の課題と最新技術の情報交流の場となった。
(写真左から)トマトについて注目する来場者、ミニトマト「TY千果」、ほ場で情報交換
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