播種期長く極晩抽性「春ダイコン」発売 サカタのタネ2017年10月10日
サカタのタネは、播種期が長く極晩抽性で安定して出荷できる春ダイコン「春自慢」の種子を12月から発売する。
これまでの春ダイコンは、播種期が短く適応作型の幅が狭いため、栽培時期に合わせて数品種を使い分けるケースが多かったが、最近の気候変動でほ場のコンディションが整わず播種のタイミングを逃すなど、生産者は苦労している。
同社が今回発売する「春自慢」は、播種期が長く一般的な品種の2倍の長さの作型に対応できる。また、春ダイコンは、抽だいや変動する気候の影響で青果の長さや太さにばらつきが出やすいが、「春自慢」は、抽だいが遅く気温の変化に比較的鈍感なので天候に左右されにくく生育のそろいや根のまとまりがよく「形状の乱れが少ないため安定して出荷することができる」という。
さらに、萎黄病耐病性を持ち、高温・多湿条件でみられる横縞症が出にくく、肉質は緻密で、食味は辛みが少ないという。
(写真)播種期長く極晩抽性「春ダイコン」
【希望小売価格】
1袋800粒入り1500円、1袋8000粒入り1万4500円、ペレットシート5000粒入り1万800円(以上、営利生産者向け、税抜き価格)。
重要な記事
最新の記事
-
備蓄米 「味に差なく、おいしく食べてほしい」 江藤農相2025年4月24日
-
関税発動で牛肉の注文キャンセルも 米国関税の影響を農水省が分析2025年4月24日
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
【JA人事】JA北オホーツク(北海道)吉田組合長を再任2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
農林中金 ロンコ・インベストメント・マネジメントに資本参画 不動産分野の連携強化2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
みずほ銀行と食農領域の持続可能な発展に向け戦略的提携 クボタ2025年4月24日
-
【人事異動】兼松(6月1日付)2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日