台木トマトの新品種「アシスト」の種子を発売 サカタのタネ2017年10月31日
サカタのタネは、トマトかいよう病への優れた耐病性を持つ、台木トマトの新品種「アシスト」の種子を、12月から発売する。
台木トマトには、土壌伝染性病害への耐病性が求められ、以前は高温期の作型には青枯病、低温期の作型には褐色根腐病の耐病性が必要とされてきた。
しかし、近年のトマト生産では、栽培期間が長い作型が増えており、複数の病害への耐病性とバランスのよい草勢の強さが求められている。
「アシスト」は、青枯病、褐色根腐病など、土壌伝染性の複数の病害や害虫に耐病性・耐虫性を持ち、さらにトマトかいよう病への優れた耐病性を持っているのが特徴だ。
また、草勢が強いので、近年のトマト生産の現場で増えている長段栽培(面積あたりの収量を上げるため、栽培期間を長くし、収穫する花房の段数を多くする栽培法)でも、長期にわたる栽培期間の後半まで、草勢を強く維持できるため、高い収量を上げることができる。
さらに、発芽や生育の揃いが良いので、接ぎ木作業を効率よく行うことが出来る。
「アシスト」の種子の希望小売価格は、1袋1000粒入り1万3900円(税別)で、全国の種苗店、JAルートを通じて販売される。
【お問い合せ先】
(株)サカタのタネ 野菜統括部:TEL045-945-8802
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