新種レモン、キンカンの普及と販促を強化 農研機構2019年2月13日
農研機構は3月1日、東京・台東区民会館でレモン「璃の香(りのか)」、種なしキンカン「ぷちまる」などの特性や産地の取り組みを紹介するセミナーを実施する。
農研機構は、新開発したカンキツの普及と加工・業務用の利用拡大を目指し、関係者を対象に無料のセミナーを実施する。
日向夏とレモンを交配し、かいよう病に強く栽培しやすくなったレモン「璃の香」と、種がほどんど入らず食べやすい上、果皮の甘味が強く苦味がないキンカン「ぷちまる」を試食し、新たな商品づくりについて意見を交換する。
開催は3月1日13時30分から、東京都台東区の台東区民会館・8階第2会議室で実施。定員は80人で、カンキツ有望品種マッチングセミナー(申し込みフォーム)から応募できる。締め切りは2月22日。
◎プログラム
13:35~カンキツ有望品種(レモン「璃の香」、種なしキンカン「ぷちまる」)の紹介 吉岡照高氏(農研機構果樹茶業研究部門カンキツ研究領域)
14:20~香川県高松地区におけるカンキツ新品種導入の取組について 上原佑介氏(香川県農業協同組合東部果樹振興センター)
14:40~徳島県におけるほとんど種が入らないキンカン「ぷちまる」の取組について 安宅雅和氏(徳島県立農林水産総合技術支援センター高度技術支援課)
15:00~交流タイム(果実及びケーキ等の加工品の試食)
15:30~意見交換
詳しくは、カンキツ有望品種マッチングセミナーの開催について(専用サイト)で。
(関連記事)
・カンキツ研究拠点を一般公開 農研機構(19.01.16)
・骨の健康維持に静岡みかんを JA静岡経済連がPRイベント(19.01.16)
・【現場で役立つ農薬の基礎知識2018】果樹カメムシ防除のポイント 飛来初期の低密度時に防除を(18.07.23)
・【現場で役立つ農薬の基礎知識 2018】ミカン主要病害虫防除のポイント(18.05.09)
・ウンシュウミカンの全ゲノムを世界で初めて解読 農研機構(18.02.22)
・【果樹カメムシ防除のポイント】飛来初期・低密度時に防除(17.07.11)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日