日本ナシは前年産より6%減、ブドウも1%減2019年2月14日
農林水産省は2月12日、平成30年産の日本ナシとブドウの結果樹面積と収穫量、出荷量を公表した。
同省がまとめた農林水産統計によると、日本ナシの全国の結果樹面積は1万1400haで、前年産に比べ300ha(3%)減った。これは、高齢化による労働力不足に伴う廃園などが影響したという。収穫量は23万1800tで同比1万3600t(6%)減少、出荷量は21万4300tで同比1万2300t(5%)減少となった。
一方、ブドウの結果樹面積は1万6700haで、同比200ha(1%)減少した。収穫量は17万4700tで同比1400t(1%)減。出荷量は16万1500tで、前年産並みとなった。
なお、結果樹面積とは、栽培面積のうち生産者が果実を収穫するために結実させた面積のことをいう。
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