11月の野菜の生育状況と価格見通し2019年3月4日
農林水産省はこのほど、東京都中央卸売市場に出荷される野菜の生育状況と価格見通し(平成31年1月)について、主産地などから聞き取りを行い、その結果を公表した。
ここ数年、天候不順により野菜の価格変動が大きくなっている中で、野菜の生育状況や価格の見通しを情報発信するため、同省では平成23年から主産地や卸売会社、中間事業者などから聞き取りを行っている。なお、聞き取りを行った14品目の野菜の生育状況は同市場外で流通するものについても「同様の傾向」としている。
それによるとダイコンなどの根菜類はは生育期間の気温が平年を上回って推移したため、生育は前進傾向。肥大も良好であり、太物傾向で価格は3月下旬に平年並みに。
ハクサイやキャベツなどの葉茎菜類ははくさい、キャベツ及びレタスは、生育期間の気温が平年を上回って推移したため、生育は前進傾向。はくさい及びレタスは肥大も良好であり、大玉傾向で安値傾向に。ほうれんそう及びねぎの生育は平年並みで価格は平年並み。
きゅうり、なすなどの果菜類は生育は平年並みで価格も平年並み。土物類はばれいしょは、北海道では収穫終了。鹿児島県では生育期間の好天により、肥大が良好となり、大玉傾向で安値に。さといもは収穫終了で価格は平年並み。たまねぎは、北海道では収穫終了だが在庫減少で高値に。静岡県では、生育は平年並みだが在庫減少で高値に。
今後の生育、出荷と価格の見通しは次の表の通り。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(124) -改正食料・農業・農村基本法(10)-2025年1月11日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (41) 【防除学習帖】第280回2025年1月11日
-
農薬の正しい使い方(14)【今さら聞けない営農情報】第280回2025年1月11日
-
R・ケネディ・ジュニア氏が米国農務省長官顧問に指名された意味(2) 国際ジャーナリスト 堤未果氏2025年1月10日
-
鳥インフル 愛知県で続発22、23、24例目2025年1月10日
-
農地面積 1.1万ha減 目標面積下回る 2023年2025年1月10日
-
米価の見通し「高くなる」判断 過去最高値の「76」 米穀機構2025年1月10日
-
今年の一文字は「進」 山野JA全中会長2025年1月10日
-
(417)100年の流れ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月10日
-
JA貯金残高 108兆6262億円 11月末 農林中金2025年1月10日
-
鳥インフル 米イリノイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月10日
-
高校生が和牛飼育の取り組み競う「第8回和牛甲子園」16日から開催 JA全農2025年1月10日
-
愛知県産バラで新年を祝う「新春 バラ花束25%OFFキャンペーン」開催中 JAタウン2025年1月10日
-
「博多あまおう」5%OFF「あけおめ!あまおめ!新春セール」開催 JAタウン2025年1月10日
-
本日10日は「魚の日」福島県常磐沖産ひらめ漬け丼など特別価格で販売 JAタウン2025年1月10日
-
濃厚な甘さと豊かな香り「岐阜県産いちご『濃姫』フェア」12日から開催 JA全農2025年1月10日
-
焼き芋やスイーツを堪能「三島甘藷祭り」JA直売所などで開催 JAふじ伊豆2025年1月10日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施中 JA全農2025年1月10日
-
ホスピス在宅「ビーズの家」運営のbeadsへ出資 農林中金キャピタル2025年1月10日
-
ベランダや庭先で手軽に米づくり「バケツ稲づくり」申し込み開始 JAグループ2025年1月10日