平成30年産キウイの収穫量17%減少 農林水産省2019年8月7日
農林水産省は8月6日、「平成30年産キウイフルーツの結果樹面積、収穫量及び出荷量」を公表した。
調査結果の概要は次のとおり。
▽「結果樹」面積は、1950haで、前年産に比べ50ha(2%)減少した。
なお、結果樹面積とは、栽培面積のうち生産者が果実を収穫するために結実させた面積である。
▽収穫量は2万5000t、出荷量は2万1800tで、前年産に比べそれぞれ5000t(17%)、4400t(17%)減少した。
▽10a当たり収量は、1280kgで、前年産に比べ220kg(15%)下回った。
これは、7月中旬以降の高温、少雨の影響により果実の肥大が抑制されて、小玉傾向になったことおよび台風による落果、傷果などの被害が発生したことによる。
▽都道府県別の収穫量割合は、愛媛県が21%、福岡県が18%、和歌山県が12%となっており、この3県で全国の約5割を占めている。
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