ホワイトデーで花きの消費拡大 農水省「花いっぱいプロジェクト」2020年3月6日
農林水産省は、新型コロナウイルスの影響で需要が減少している花きの消費拡大を図るため、家庭や職場に春の花を飾って楽しむ「花いっぱいプロジェクト」を3月14日のホワイトデーを目前にした3月6日から始めた。
例年3月は、卒業式や送別会などの各種イベントや、お彼岸需要により花きの需要が最も高まる時期のひとつだが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、卒業式や各種イベントが中止されることなどから、最大の需要期に向けて生産された花きの価格が下落している。
このため、農水省では、「花いっぱいプロジェクト」で、家庭や職場に花を飾ることや、花の購入を促す取り組みを行うこととした。
取り組みの内容は次のとおり。
▽フラワーバレンタインの取り組みの一環として、ホワイトデーに花を贈る花き購入施策を推進する。
▽胸ポケットに生花のコサージュを挿す取り組みを推進する。
▽イベントなどの開催自粛で余剰になった花を産地の生産者と連携して販売する。
▽農林水産省公式Facebook、Twtter、BUZZ MAFFなどを通じた「今週の花」発信や、家庭、職場などでの"花飾り"や"花贈り"の事例の紹介や同省庁舎内などの"花飾り"を行う。
▽地方公共団体、関係団体に、庁舎内や職場などでの"花飾り"や公共スペースでの花展示などを呼びかける。
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