岡山のフルーツパワー伝える 出張フルーツパーラー実施 sixbrothers2021年1月4日
合同会社sixbrothes(岡山県赤磐市)が展開する「捨てない農業」事業の一環で運営する観音山フルーツパーラーOKAYAMAは、岡山県内で出張フルーツパーラーを行っている。同社は、「農業の素晴らしさを伝える」ために、お客と対話することを重視。生産者の想いろ果物との新しい出逢いの場を提供している。
今回の出張フルーツパーラーは2か所。宇野港にある、喫茶キンバリー内にあるシェアショップUZを借り、週に一度実施。同店の常連客も多く訪れ、フルーツサンドは毎回売り切れるほどの大盛況だ。また、奉還町にあるmore fruits(モアフル)でも週に1度、出張フルーツパーラーを実施。フルーツ好きが集まる店舗で、どんなフルーツを使っているのかなど深い話ができると好評で、岡山のフルーツパワーを伝えている。
同社が運営する事業では、協力農家からその時の旬となる、一番美味しいフルーツが提供される。今回は赤磐市が全国での生産量の9割を誇る西洋梨「パスクラサン」でフルーツサンドを開発した。
あまり市場に出回らない稀少な果物である「パスクラサン」の魅力を少しでも知ってもらおうと、塚本農園の協力により作ったフル―ツサンドは、追熟されたパスクラサンの香り高く、なめらかでクリーミーな食感と程よい酸味とジューシーさが魅力。生クリームとも相性が良く、店頭でも「初めて知った!すごくなめらか」「クリームに合う、ペロリと食べれてしまう」などの声あり、リピート購入も多い。
また、品種の食べ比べができるよう、和梨の愛宕梨(あたごなし)のフルーツサンドも用意。愛宕梨は、岡山県で鴨梨や愛宕梨など多くの品種を生産する石原果樹園が協力。和梨も、品種の違いを楽しんでもらえるよう、鴨梨と愛宕梨のフルーツパフェも用意した。
同社は、フルーツとの出会いの場を提供するため、提携農家を増やし、想いが詰まった農産物を伝える出張フルーツパーラーなどの活動を通して消費者と生産者を繋げていく。
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