花粉の悩みを手軽に解決 北山村産「じゃばらっ粉」新発売2021年1月28日
和歌山県北山村産の「じゃばら」を使った商品開発、製造、販売を行う、(株)じゃばらいず北山は1月26日、花粉のお悩みを手軽に解決する新商品「じゃばらっ粉(じゃばらっこ)」を発売した。
北山産じゃばらの実
「じゃばら」は、昔から北山村に自生していた自然雑種の柑橘で、同村の宝として村外不出で大切に育てられてきた。2008年には岐阜大学医学部が、じゃばらでくしゃみ、鼻づまりなど花粉症の諸症状が改善されたと学会で発表。じゃばらには他の柑橘に比べフラボノイドの一種である「ナリルチン」という成分が多く含まれており、花粉症への緩和にこの成分が注目されている。
![じゃばらっ粉](https://www.jacom.or.jp/yasai/images/nous21012806_2.jpg)
特に果皮には「ナリルチン」が果肉の6倍も含まれていることから、じゃばらの果皮を使った商品として「じゃばらパウダー」が人気だが、果皮特有の苦みや粉末の食べづらさを苦手とする声も多く、改善が望まれていた。そこで、「じゃばらっ粉」は、有効成分ナリルチンを手軽に摂れるよう、カロリーゼロの天然希少糖エリスリトールを加えることで、果皮の苦みを極力抑え、ほんのり甘く食べやすい味に仕上げた。
朝夕に付属のスプーン2杯ずつ、1日4杯食べれば約36mgのナリルチン量を摂取できる。また、粉末を固めた顆粒タイプにすることで、口の中で溶けやすく、水なしでも食べられる。コンパクトな缶容器入りで、外出時の持ち運びに便利。サプリ感覚で好きな時に食べることができる。1缶あたり40g(1日2gで約20日分)で1500円(税別)。
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