安全で高品質なスプラウト提供へ 湯来生産センター全面リニューアル 村上農園2021年1月28日
(株)村上農園は、広島市佐伯区湯来町にある生産施設「湯来生産センター」の全面的なリニューアル工事を完了。1月27日から、ブロッコリー スプラウトやかいわれ大根の出荷をスタートした。
湯来生産センターは、村上農園の3番目の生産施設として1985年に開設。ブロッコリー スプラウトやかいわれ大根を生産し、中四国エリアを中心に出荷している。これまでも部分的な改修や設備の更新を行ってきたが、2019年9月から同センターを休業し全面的に工事を行なった。
今回のリニューアル工事では、品質の向上のため、エコな冷房「パッド&ファン」システムを新規導入し、ハウスの片側側面にパッド、もう反対側面に大型ファンを設置。パッドに水を滴下し、大型ファンでハウス内の空気を外に排出すると、外気がパッドを通過する際、気化熱によって外気よりも数度冷却された空気がハウス内に入ることで、夏場の高温環境が改善され、スプラウト類の品質向上につながる。
また、製品の安心安全面の強化として、換気用の天窓や側窓がない「遮蔽型ハウス」を新たに採用し、虫や異物混入のリスクを低減した。さらに、従業員の作業環境を改善するため、作業場に空調設備を完全導入。快適な作業環境にすることで、作業効率を高め、従業員の働きやすさを追求した。
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