小田急と川崎市麻生区の農家グループが地元野菜直売イベント開催2021年3月25日
小田急電鉄は3月26日と4月9日、小田急線新百合ヶ丘駅で川崎市麻生区を中心に活動する若手農家グループ「畑から、台所へ。」と協働し、地元で収穫された新鮮野菜の直売イベントを開催する。
川崎市麻生区の農家グループ「畑から、台所へ。」
同イベントは、鉄道資産を有効に活用することで出かけたくなる沿線をめざすプロジェクトの第1弾。鉄道部門のプロジェクトチームが中心となって、鉄道資産を有効活用するためのアイデアを社内横断的に募集した企画で、地域の魅力発信や地域課題解決などに取り組む。
芸術の街として知られる川崎市麻生区は、小田急沿線のなかでも都市農業が盛んな地域のひとつだが、地元野菜に触れる機会は少なくなっている。農家グループの「畑から、台所へ。」は、地域に根差し魅力発信に取り組み、新たな顧客層に対し、地元野菜の美味しさや魅力を幅広く知って貰うことをテーマに、イベントや商業施設への出店・YouTubeによるプロモーションなどに取り組んできた。今回は、川崎市北部地域のターミナル「新百合ヶ丘駅」から、同社とともにエリアの魅力として「地元野菜」を発信し、生産者と消費者の接点を創る。
プロジェクト展開イメージ
直売イベントは、帰宅時間にあわせ、鉄道部門の社員が「畑から、台所へ。」とともに地産の野菜や果物、卵を特設スペースで販売。収穫体験などイベントについて発信することで、日常の動線の中で地域の魅力に触れる機会を創り、地元へ愛着をもってもらうことをめざす。
小田急沿線には、日本有数の観光地「箱根」や「江の島・鎌倉」などがあるほか、各地域に多くの魅力がある。同社は、社員によるアイデアを具現化し、駅以外の鉄道資産も総動員しながら、沿線の魅力を再発見できるプロジェクト発の施策を実施していく。
野菜の直売イベントは、3月26日が、新百合ヶ丘駅中央西口改札内で、4月9日は同南口付近でいずれも16~19時開催。
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