「ふるさとチョイス」で、宮崎県新富町のフルーツ特集開始 こゆ財団2021年5月11日
宮崎県新富町の地域商社、こゆ財団は、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」の自治体PR特別枠でライチ・マンゴーなどフルーツの特集を5月25日まで掲載している。
特集ページでは、5月に旬を迎える希少な国産ライチを筆頭に、マンゴーやぶどうの「藤稔」など新富町が力を入れるフルーツをピックアップ。品質向上に取り組む生産者の思いを特集し、返礼品として用意した。期間中、新富町はふるさとチョイスが定期的に開催しているプレゼントキャンペーンの対象自治体となる。
宮崎県は2010年に生産者の研究会が発足し、試行錯誤の末に栽培技術を確立。4市2町で栽培され、2017年時点で全国シェアは60.4%で1位となった。しかし、植物検疫統計によると、2019年の輸入量は冷凍と生を合わせて約1500トン。一方、国内の生産量は、2017年の特産果樹生産動態等調査によると、宮崎県(8.1トン)と鹿児島県(5.3トン)の計13.4トンにとどまった。海外産の冷凍品が主流となる中、同社はこの状況を伸びしろと捉え、国産ライチの持つ魅力を全国に発信し、全国的な知名度アップをめざす。
新富ライチ栽培の先駆けとなった生産者・森さん
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