野菜栄養価コンテストのメロン部門で最優秀賞 深作農園のメロン発売2021年5月18日
茨城県鉾田市の農業法人、深作農園は、食と農の祭典「第10回オーガニック・エコフェスタ2021」のメロン部門で最優秀賞を受賞したメロンの販売を開始した。
オーガニック・エコフェスタ2021 メロン部門 最優秀賞
「オーガニック・エコフェスタ」は、外見や規格で判断されがちな野菜をおいしさや栄養価、機能性などの中身で評価できるよう数値化したコンテスト。開催から10年間、サンプルデータの平均値データを大幅に上回るメロンがなかったが、深作農園のメロンは、平均データを大きく上回り、10回目となった今大会で、メロン部門としてノミネート。大会で初めて最優秀賞を受賞した。
メロン分析結果
分析によると深作農園のメロンは、DB平均値(メロン/8月)と比べ、抗酸化力《植物ストレス耐性力》については約1.3倍。ビタミンC含量は約1.4倍、Brix糖度は約1.3倍と高い値を記録。また、硝酸イオン含量は、平均値の約1割低い値となり、全体を通して、良い結果となった。食味評価も、5段階中最高評価の5で、「みずみずしくジューシーでとろりとした食感が良く、濃厚な甘味と旨味が口の中に広がり非常に美味しい」と評価された。
オーガニック・エコフェスタ事務局は「(深作農園の)栄養価をみると、糖度が高く、栄養価も高い。これは水を切って味を濃くしたのではなく、しっかり葉に光合成をさせて、ビタミンなどの栄養成分をつくらせたということ。生命力あふれるメロンであり、生命力あふれる味といえる」とコメント。同農園は「外見だけでなく、栄養価・おいしさを最先端のITで数値化し中身でも選ぶ時代になった。6代にわたり100年以上続く農家としての経験と代々続く土づくりへのこだわりが評価された」としている。
深作農園でおすすめメロン「イバラキング」は、「茨城のメロンの王様(キング)」になってほしい、という思いが名前に込められたメロン。深作農園がある鉾田市は関東平野に位置し、温暖な気候、太平洋からの潮風、水はけの良い肥沃な大地で、メロン作りに最適な環境で栽培されている。
重要な記事
最新の記事
-
R・ケネディ・ジュニア氏が米国農務省長官顧問に指名された意味(2) 国際ジャーナリスト 堤未果氏2025年1月10日
-
鳥インフル 愛知県で続発22、23、24例目2025年1月10日
-
農地面積 1.1万ha減 目標面積下回る 2023年2025年1月10日
-
米価の見通し「高くなる」判断 過去最高値の「76」 米穀機構2025年1月10日
-
今年の一文字は「進」 山野JA全中会長2025年1月10日
-
(417)100年の流れ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月10日
-
JA貯金残高 108兆6262億円 11月末 農林中金2025年1月10日
-
鳥インフル 米イリノイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月10日
-
高校生が和牛飼育の取り組み競う「第8回和牛甲子園」16日から開催 JA全農2025年1月10日
-
愛知県産バラで新年を祝う「新春 バラ花束25%OFFキャンペーン」開催中 JAタウン2025年1月10日
-
「博多あまおう」5%OFF「あけおめ!あまおめ!新春セール」開催 JAタウン2025年1月10日
-
本日10日は「魚の日」福島県常磐沖産ひらめ漬け丼など特別価格で販売 JAタウン2025年1月10日
-
濃厚な甘さと豊かな香り「岐阜県産いちご『濃姫』フェア」12日から開催 JA全農2025年1月10日
-
焼き芋やスイーツを堪能「三島甘藷祭り」JA直売所などで開催 JAふじ伊豆2025年1月10日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施中 JA全農2025年1月10日
-
ホスピス在宅「ビーズの家」運営のbeadsへ出資 農林中金キャピタル2025年1月10日
-
ベランダや庭先で手軽に米づくり「バケツ稲づくり」申し込み開始 JAグループ2025年1月10日
-
栃木の6生産者が集結 旬の味覚を堪能「畑のマルシェ」開催 那須千本松牧場2025年1月10日
-
新CM『クボタが支える 日本農業』篇 11日(土)からオンエア クボタ2025年1月10日
-
秋田県にコメリパワー「本荘インター店」25日に新規開店2025年1月10日