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ベジメータで測るだけの野菜不足改善プログラム開発 アルテック2021年6月24日

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アルテック株式会社(東京都中央区)は、野菜の摂取状況を数値で見える化するベジメータ(R)を用いたセルフモニタリングにより、国が目標にしている「あと70gの野菜」をめざす、野菜不足改善プログラム「ベジアッププログラム(TM)」を開発した。

ベジメータ(R)HB/ハイブリッドベジメータ(R)HB/ハイブリッド

5月に日本発売2周年を迎えたベジメータ(R)は、「野菜不足改善プログラム」を導入する自治体や健康経営企業、スーパーなどが採用。健康イベントなどで活用されてきたが、野菜不足をスコアで指摘して気づきを与えるだけでは、野菜不足は改善しないことが確認されている。同社は、1回の測定だけでは、必ずしも野菜摂取量の増加につながらないため、継続的なセルフモニタリングである「ベジアッププログラム(TM)」を開発した。

同プログラムは、都内の大学と横浜市港南区役所が2020年に実施した野菜摂取量改善試験で3か月間の連続測定で83%の人が推定野菜改善量73グラムにあたる野菜不足を改善。また、様々な地域の職域、スーパーなどの店舗でも「野菜不足の改善」が確認されている。

「ベジアッププログラム」による野菜不足改善の方法は、野菜摂取状況を正確に測定できるベジメータでべジスコアを測定し、日本人の野菜摂取目標量350グラムに対して不足する野菜の量(皿数)を増やし、再測定によってその結果をスコアの変化で確認する。特別な野菜に関する指導は必要なく、セルフモニタリングで測るだけと簡単で、継続的なセルフモニタリング法を用いるため、野菜に関する健康セミナーや面倒なアプリなどによる毎日の野菜の記録は必要ない。また、栄養士などの指導が必要なく、誰でも野菜を増やした努力の結果をべジスコアで確認すれば、野菜不足を改善できる。毎月最低1回測定し、3か月間で1皿(約70g)の改善をめざす。

横浜市港南区で行われた野菜摂取量改善試験の参加者からは、「野菜摂取に対する意識が変わった」(20人)、「自分の食生活を振り返った」(17人)、「モチベーション維持になった」(16人)、「面白かった、楽しかった」(11人)、「スコアが上がるのが嬉しかった」(8人)、「野菜摂取量が可視化されるのが良かった」(7人)、「変化がみられず残念だった」(4人)という声が寄せられている。

ベジメータ(R)のアプリケーションは、対面測定/食育と研究を目的とした「BS/ベーシックタイプ」とセルフモニタリング(自己測定)に特化し、野菜不足改善の簡単な食育内容を含む「SC/セルフチェックタイプ」の2種類あり、両方が入った「HB/ハイブリッドタイプ」を1月に発売。7月からは、関東と関西のスーパーの店頭で新たなベジメータ(R)の設置が予定されている。

ベジアッププログラムベジアッププログラム

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