化学農薬不使用・完全LED栽培による「エコベリー」6月から量産出荷開始 TSUBU2022年1月28日
TSUBU株式会社は、「カーボンニュートラル」「オーガニック」「化学農薬不使用」「アグリテック完全LED栽培」で通年栽培する夏いちご「エコベリー」を6月から販売する。
通年栽培する夏いちご「エコベリー」
同社は、再生エネルギーとアグリテックを駆使し「完全LED栽培」「培地栽培」「立体栽培」「自動制御」を用いた栽培手法を確立した。「エコベリー」は、従来の夏いちごよりも食味を格段に向上させ、凝縮感のある甘さが特徴。これまで夏いちごは、輸入品や寒冷地に限定した生産品が主流で、年間を通して、いちごのスイーツを供給する菓子業界では夏季に食味が十分に満足できるものを入手するのが難しかった。
同社は、自社のアグリテックによる通年栽培技術を用いたハウス栽培により、夏でも最盛期と変わらない食味のいちごを首都圏近郊からフレッシュな完熟状態で供給することが可能。生産地の環境や気候変動にとらわれない安定した生産と、障がい者やシニア世代も、現役世代と同じ環境でいきいきと活躍できる働き場所をつくることを目的に始まった。
野菜や果物の中でも特に残留農薬が多いいちごについて、化学合成農薬や化学肥料を使わない生産方法により、消費者へ「安全・安心」「美味しい」を届ける。また、「物流の最適化」までを含めたサービスにより、収穫から24時間以内に配送する「生産」と「物流」を組み合わせた「完熟いちごを届ける。自社の物流を強化することで、ジャストインタイムの物流体制や消費者からのニーズを把握し、パッケージのリサイクル・リユースの実現とCO2削減にも繋げる取り組みとなる。
2月から、パティシエ業界へサンプルを提供。サンプルの種類は、生いちご(M/L・S・2Sサイズ)、冷凍いちご、フリーズドライ(ホール・スライス)の3つのスタイルを用意している。サンプルについては、同社ホームページから問い合わせを。
再生エネルギー断熱ハウス
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