今年採れた国産和栗を100%使用「栗ごはんの素」発売 石井食品2022年8月26日
無添加調理で商品作りを進めている石井食品は、ホクホク食感が特長の「茨城県笠間市の栗」や、ねっとり食感が特長の「京都府京丹波町の栗」など、産地による食感や味の違いをえらんで楽しめる、日本7地域の「栗ごはんの素」を9月下旬から順次発売。石井食品公式の無添加調理専門店「イシイのオンラインストア」で先行予約を始めた。
この秋採れた国産和栗を100%使用した「栗ごはんの素」
この秋採れた国産和栗を100%使用した日本各地の「栗ごはんの素」は、炊飯器に洗った米、栗と混ぜて炊くだけ。ふたを開けた時に、ふわっと香る秋の香りや産地ごとに異なる栗の味わいを楽しめる。
同社は、2016年から地域の旬の味を求めて全国各地に出向き、商品を開発。地域ならではの食べ方を生産者から学びながら、イシイの「無添加調理」技術で素材の味を最大限に引き出している。この「地域と旬」事業の本格的な取り組みのきっかけとなったのは、限られた本当の旬をもつ「栗」との出会いが始まりで「地域と旬」の商品は現時点で100種類を超えた。
栗といえば、モンブランや栗の甘露煮など、年中食べられるイメージが強いが、生の栗が市場に出回るのは9月から10月の限られた時期だけ。同社の「栗ごはんの素」は、9月から収穫が本格的に始まる" 今年採れた日本の栗"を使っており、栗本来の甘みや風味を楽しめるよう、栗そのものに味付けせず、調味液にも砂糖を使わないシンプルな組み合わせで仕上げている。
全国7か所の産地に石井食品のスタッフが赴き、厳選した栗を仕入れている
商品づくりにあたっては、初夏から全国7か所の栗の産地に社員が直接赴き、生育環境や育成状況を確認した上で、厳選した素材を仕入れている。栗は5〜6月ごろの比較的過ごしやすい気候の時期に開花が始まり、梅雨が明けると茶色く色づき始め、イガが開くと自然に落果。早いものは8月下旬から、9月を最盛期に10月の下旬まで収穫時期が続く。
今年は、日本一の収穫量を誇る栗産地の「茨城県笠間市の栗」や、古くから天皇への献上品として扱われた「京都府京丹波町の栗」など7地域の栗ごはんの素を販売。その土地に住む人の味の好みや、産地ごとに異なる栗の特性に合うように試作を重ねた。茨城県や千葉県の栗には醤油ベースの調味液を、京都府や岐阜県の栗には地酒や塩ベースの調味液を使って仕上げている。
産地ごとの栗の違いを楽しめる「栗ごはんの素のセット」は3種、5種、7種から選べ4300円(税込・送料無料)から。
栗は9月を最盛期に10月の下旬まで収穫時期が続く
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