天然記念物「蓮台寺柿」PRイベント"おかげ横丁"で15日から 伊勢市2022年10月4日
三重県伊勢市は、伊勢神宮内宮前鳥居前町にある「おかげ横丁」で、伊勢で獲れる農産物のPRと観光案内を兼ねたイベントを開催。第一弾として9月~11月に旬を迎える「蓮台寺柿」を、10月15日~17日の日程で開催する。
伊勢市の天然記念物「蓮台寺柿」
"蓮台寺柿"は、伊勢神宮のおひざ元である伊勢市勢田町に神宮祭主大中臣永頼が建立したと伝えられる鼓獄山蓮台寺にちなんでと名付けられ、約350年の歴史がある。1958(昭和33)年には市の天然記念物に指定され、地元で大切に守られ続けてきた柿で、きめ細かい柔らかな果肉と、まろやかでとろけるような甘さが特徴。第一弾となるイベント期間中は、「蓮台寺柿」の販売や、「蓮台寺柿」の干し柿「ひなたやけ」を販売する。
伊勢市では、「消費者に選ばれる農産物」の提供を目的に、青ねぎ、いちご、トマト、かぼちゃ、蓮台寺柿、横輪いもの6つの農産物のブランド化を推進。今回の「蓮台寺柿」に続く第二弾イベントは、冬頃に「いちご」で開催を予定している。
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