シイタケの新3品種 徳島県で初めて農水省に登録 高野キノコプラント2022年11月17日
高野キノコプラント(徳島市)は11月16日、株式会社茸師と共同で開発を進めていた菌床栽培用のシイタケ品種「なばし天16号」「なばし天19号」「なばし天415号」の3品種が徳島県で初めて農林水産省に登録されたことを発表した。
プレミアム椎茸の「天恵コ」
「なばし天415号」は、プレミアム椎茸「天恵コ(テンケイコ)」として2014年10月から商品化。2015年3月に千葉の幕張メッセで開かれた「FOODEXJAPAN2015」では、美食女子コンテストで最高賞グランプリを獲得し、グッドデザイン賞にも選出されるなど注目された。その後、ドイツで開かれた世界最大の食の見本市「アヌーガメッセ」に2開催連続で出展されるなど、欧州や米ニューヨークなど海外のレストランでも人気が高い。
「天恵コ」栽培の様子
新品種の出願は2014年に申請受理が完了。同社のある徳島県は1990年代から菌床生シイタケの年間生産量全国1位を誇るが、これまで全国の種菌メーカーから販売されている品種が使われており、同県内から誕生した品種としては今回が初となる。同社は、すでに次回の新品種出願に向けた研究開発が進めており、近く次のシイタケ新品種を出願予定している。
なばし天415号の開発者で同社の高野康弘代表は「きのこ嫌いの子ども達に興味をもってもらおうと、"オモチャのように大きなシイタケを開発したい"という夢を抱いて研究を重ねてきた。これからも長年の経験を活かし、消費者があっと驚いて笑顔になってくれるような新品種をつくりたい」と意気込んでいる。
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