季節限定「不揃いりんご」王林を新発売 無印良品2022年12月5日
無印良品を展開する株式会社良品計画は12月9日、生産工程を見直し削減できる作業を省いた、見た目にキズやシミ、色ムラがあってもおいしさは変わらない「不揃いりんご」を、全国の無印良品の限定115店舗で発売する。
無印良品は、2019年から「不揃いりんご」の取り扱いを開始。おいしいりんご作りにこだわりながら、農業人口の減少や生産者の高齢化が進む日本国内で、農業が持続可能な産業であり続けるために、できる限り無駄のない生産・流通工程をめざし、生産者と取り組んできた。
1年目は「軸が無い」、「キズ、シミ、色むらがある」などの理由で一般規格から外れてしまう(規格外)サンふじを販売。2、3年目は「赤く色づくようにする」「外観で選別する」「サイズを細かく分ける」という作業を削減したりんごを販売するなど、りんごの味を左右する作業は残しながら、おいしいりんごの生産に毎年試行錯誤を続けている。
今年はサンふじに加え、果皮が黄緑色で、甘みが強くて酸味は少なく、香りがとてもよい「王林」を新たに販売。王林は夏場の天候により、「ビターピット」という生理障害が果肉に発生し、生食流通に向かないものが一定数発生する。今回、味には影響のないそれらを使って「りんごチップ 王林」も商品化した。低温真空加工製法でフライすることで、王林の風味を生かし、サクッとした食感に仕上げている。不揃いりんごは店舗限定、数量限定で販売。
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