秋田県発 カブトムシのフンを有機肥料に「ヘラクレスベジタブル」発売 Pilz2023年2月14日
秋田県横手市で菌床椎茸を製造販売するPilz株式会社は、環境に配慮した、循環型野菜ブランド「ヘラクレスベジタブル」を立ち上げ、「ヘラクレスほうれん草」を販売する。
循環型野菜「ヘラクレスほうれん草」
同社は、菌床椎茸の栽培過程で発生する「廃菌床」を加工してカブトムシ幼虫の餌を製造し、飼育販売しており、飼育過程で排出される幼虫のフンを有機肥料に生産された農産物を「ヘラクレスベジタブル」としてブランド化した。カブトムシのフンを使って生産した「ヘラクレスほうれん草」は、無肥料時より同社比で発芽率が向上し、葉の厚み、葉の大きさ、緑の濃さが増加。また、収量で約2割の増加が見られた。
カブトムシのフンを使用して生産したほうれん草(左)と無肥料時の比較
ヘラクレスベジタブルのロゴは、秋田県内の小、中、高校を対象に学生から募集し決定。
ヘラクレスベジタブル・認定ロゴ
「ヘラクレスベジタブル・認定シール」として商品に貼付することで、秋田県発で世界で唯一の野菜ブランドとして、その循環の取り組みや、持続可能な社会を目指すきっかけを伝える。
「ヘラクレスほうれん草」の1日の出荷量の目安は、1日100箱(30袋/1箱)。1袋170gで1箱単位でチルド発送可能。朝どれを即日配送する。販売価格は、1箱6900円(税・送料込)。
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