月面での栽培めざす「月面アスパラガス」収穫 天地人2023年4月17日
JAXAベンチャーの天地人は、宇宙ビッグデータ米に続き、月面での栽培を目指す「月面アスパラガス」を収穫開始。収穫した「月面アスパラガス」は、3月に渋谷にオープンした天ぷらと白ワインの店「テンキ」で食べることができる。
「月面アスパラガス」の栽培は、「宇宙ビッグデータ米」の経験を活かした、新しい挑戦。同社が運営する天地人ファームは、過酷な環境といわれる月面でも通用するアスパラガスの栽培方法を探求し、そこで得た知見を地球の農業に応用することで、現在の農業が抱える課題解決をめざしている。
「天地人ファーム」が栽培した「月面アスパラガス」
「月面アスパラガス」は、農学部に在籍する22〜24歳の現役学生インターン生を中心に、神奈川県川崎市の農家の協力を得ながら栽培し、収穫された。現在、「月面アスパラガス」は、その味と夢に共感する「テンキ」に出荷され、天ぷらにして提供されている。
テンキの中澤篤史店長は「月面アスパラガスは、すごくみずみずしくて、根元のほうまで柔らかい。味も濃く、繊維感も強くなく、美味しさに驚いた。
いつか月で栽培したいという大きな夢を持っているところがすごく好き。いつか月で栽培できるように月面アスパラガスの良さを少しでも多くのお客様に伝えて、微力ながら僕らも力になれれば」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
日本人と餅【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第331回2025年3月7日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「コメ騒動」の原因と展望~再整理2025年3月7日
-
(425)世界の農業をめぐる大変化(過去60年)【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月7日
-
「とやまGAP推進大会」に関係者約70人が参加 JA全農とやま2025年3月7日
-
新潟県産チューリップ出荷最盛期を前に「目合わせ会」 JA全農にいがた2025年3月7日
-
新潟空港で春の花と「越後姫」の紹介展示 JA全農にいがた、新潟市2025年3月7日
-
第1回ひるがの高原だいこん杯 だいこんを使った簡単レシピコンテスト JA全農岐阜2025年3月7日
-
【スマート農業の風】(12)ドローン散布とデータ農業2025年3月7日
-
小麦ブランの成分 免疫に働きかける新機能を発見 農研機構×日清製粉2025年3月7日
-
フードロス削減へ 乾燥野菜「野菜を食べる」シリーズ発売 農業総研×NTTアグリ2025年3月7日
-
外食市場調査1月度市場規模は3066億円2019年比94.6% コロナ禍以降で最も回復2025年3月7日
-
45年超の長期連用試験から畑地土壌炭素貯留効果を解明 国際農研2025年3月7日
-
日本赤十字社のプロジェクト「ACTION!防災・減災」に参加 コープみらい2025年3月7日
-
健康増進へ野菜摂取レベルなど競う企業対抗企画 タキイ種苗が優勝2025年3月7日
-
フルーツピークス横浜ポルタ店2周年記念 いちごの超豪華パフェや感謝価格のタルト登場2025年3月7日
-
EVトラックの最適充電マネジメントシステムサービスを提供開始 グリーンコープ生協くまもと2025年3月7日
-
「金芽米」活用で市職員の花粉症予防・改善にチャレンジ 大阪・泉大津市2025年3月7日
-
台湾へのイチゴ輸出を本格化 JAかみましき2025年3月7日
-
道の駅「明治の森・黒磯」で「手塚さんちの長ねぎドレッシング」新発売2025年3月7日
-
鳥インフル 米デラウェア州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月7日