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全国初「地域共通規格」りんご生果の機能性表示食品「ひろまる」誕生 青森県弘前市2023年5月29日

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青森県弘前市は、JAつがる弘前、JA相馬村、農研機構、弘前大学被ばく医療総合研究所と連携し、全国初となる「地域共通規格」を取り入れた りんご生果の機能性表示食品「ひろまる」を開発。2023年産のりんご収穫後、2024年1月からの全国販売を目指す。

りんごの地域ブランド商品「ひろまる」のパッケージりんごの地域ブランド商品「ひろまる」のパッケージ

「ひろまる」は、りんごの日常的な消費拡大に向けて開発されたりんご生果の新たな機能性表示食品。りんごの品種や玉サイズなどを統一した「地域共通規格」を取り入れた機能性表示食品を「地域ブランド」として展開する取り組みは、同市の調べでは全国初の取組みとなる。

日本の果実消費量は減少傾向にあり、今後の高齢化や人口減少の深刻化などにより、更なる消費減少が懸念されている。

こうした状況を踏まえ、日本一のりんご生産量を誇る弘前市では、りんごの日常的な消費につなげるための「機能性表示食品制度」を活用した新たなりんごの商品開発を関係者と共に検討。

消費者ニーズを捉えた、「お手頃」、「丸ごと」、「健康」をコンセプトに、流通量が多く家庭で購入しやすい価格帯での販売が可能な品種や玉サイズなどの商品規格、パッケージデザインを「地域共通規格」として統一し、「地域のブランド商品」として展開する。

サンふじサンふじ

商品名の「ひろまる」は、日本一のりんご生産量を誇る弘前の「ひろ」、高い品質を誇る弘前りんごの恵みを丸ごといただくの「まる」と、全国へ健康の輪が広まることを願い考案された。シンボルマークは、津軽地域の伝統工芸である「こぎん刺し」や、雪深い弘前の雪の結晶をイメージ。また、サンふじの名称にも使われる太陽の光の表現をモチーフに加えることで、キラキラと輝く希望や、生き生きとした躍動感を表現している。

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