規格外野菜を消費者リテラシーから解決 新サービス「コボレナ」CF開始2023年6月5日
株式会社アノニギワイは6月1日、新視点で「畑のフードロス」の解決を目指す、産直野菜のBtoB向け定期配送サービス「コボレナ」の実現に向けたクラウドファンディングを開始。生産者の拡充や新規顧客開拓に利用のため支援を募っている。
産直野菜のBtoB向け定期配送サービス「コボレナ」は、「畑のフードロス」への正しい理解促進・周知から、この問題の解決を目指す試み。野菜配布を福利厚生として検討している企業などを対象にサービスの提供を予定している。
畑のフードロスは、農協が物流などの観点から定める規格を満たさない「規格外野菜」や、生産の過程で間引かれてしまう野菜など流通前に廃棄される農産物。近年この問題に様々な企業が取り組む中、同社も畑のフードロスの利活用を検討したところ、予想とは違う「畑のフードロスへの勘違い」があった。その経験から問題の解決にはまず、畑のフードロスと呼ばれる農産物に触れてもらい、知ってもらうことが大事だと考えるようになった。
「コボレナ」は、農家の裁量により、畑のフードロス品を50%まで箱の中に同梱できるサービス。定期的な配送の中で畑のフードロス品の有無や量の増減から、その時期の畑の状況を消費者が理解できるようになり、畑のフードロスがどういった問題なのか理解が広まることを期待している。
このサービスの実現に向けたクラウドファンディングを社会問題と向き合う人のクラウドファンディング「GoodMorning」で開始。寄せられた支援は、生産者の拡充や新規顧客の開拓に利用される。
畑のフードロス品の梱包イメージ
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