3つの機能性表示食品登録「フルーツトマト」販売開始 よしかファーム2023年6月21日
創業1971年のゴム・プラスチック製品メーカーの共和ゴム(大阪府枚方市)は、異業種の農業に参入し、2016年に100%子会社・よしかファーム株式会社(島根県鹿足郡吉賀町)を設立。同ファームで栽培する高糖度フルーツトマト「Trico(トリコ)」は、国内初の生鮮トマトの機能性表示食品に登録され、6月から自社サイトと伊勢丹浦和店で販売を始める。
Tricho(トリコ)1.2kg(10日分)4,500円(税込、送料別)
野菜で機能性表示食品の取得はハードルが高く、生鮮食品で取得の割合は全体の1.1%のみで、ほとんどが加工品となる。そんな中、同社が手がけるトマト「Trico(トリコ)」は生鮮トマトでは日本初となる3つの機能性表示食品登録を取得。2016年に農業参入をしてから毎年順調に売上を伸ばしており、コロナ禍においても、伊勢丹浦和店で2020年の売上高は2019年比415%、2022年売上高は2019年比573%となった。
Tricho(トリコ)120g×6袋3,000円(税込、送料別)
同社は他社との差別化のため、トマトに含まれる栄養素により、精神ストレス緩和・肉体疲労軽減ができないかと着目。同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンターと産学連携で共同研究を経て、リコピン、GABA、クエン酸の高含有を確認し、機能性表示食品登録を目指した。夏場と冬場でのバラツキが多いリコピンは対象から外し、GABA、クエン酸の2つの栄養素で3つの機能性表示食品登録となった。
「Trico(トリコ)」は、アイメック農法という土を使わず作物のチカラを引き出す製造方法で栽培。特殊なフィルムの上で育てることで、トマト自身が糖分やアミノ酸を作りだし、甘みと旨みがぎっしり詰まったトマトが実る。土を使わないため、害虫や病原菌、バクテリアやウイルス等から守られ、減農薬で栽培が可能。また、IoT技術を導入し、農作業の効率化を実現。液肥や水やりのタイミングや量、窓の開閉などは、外気温やハウス内湿度などのデータを基にすべてセンサー制御で行っている。
◎「Trico(トリコ)」の機能性
・GABAを20mg/日摂取すると、固めの血圧を低下させる機能
・GABAを28mg/日摂取すると、仕事や勉強による一時的な精神ストレスや疲労感を緩和する機能
・クエン酸を1000mg/日摂取すると、日常生活で感じる疲労感や運動後の一過性の疲労感を軽減する機能
※1日120g(約5~10個)摂取した場合
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