「オフィスで野菜」愛知県産ヘタなしミニトマト『あまえぎみ クレア』をサンプリング2023年7月7日
株式会社KOMPEITOが展開する置き型の社食サービス 「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は、全国の地方自治体や各地のJAと連携し、専用冷蔵庫を活用した「オフィスで地方特産フェア」を定期的に実施。その第25弾として、JAあいち経済連の協力で、愛知県産ミニトマト「あまえぎみ クレア」3種をサンプリングした。
各地域のJAや全農は、コロナ禍で、これまで百貨店などの店頭で実施していた試食販売特産品や農産品の販売促進が制限され、消費者が実際に試食する機会を作りにくくなっている。そこで、同社は実食を伴うプロモーションを安心・安全にできる場所として、オフィスに冷蔵庫を設置するサービスを展開。今回は、愛知県産ミニトマト「あまえぎみ クレア」3種(クレア、クレアオレンジ、クレアレッド)を食べ比べできるよう1粒ずつカップに入れ、サンプリングを準備。5月22日から、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の企業を中心に1200カップをオフィスに設置した冷蔵庫で配布した。
「あまえぎみ(甘恵黄味)」は愛知県豊橋市で2009年に誕生したブランドフルーツミニトマトで、名称は一般公募によって選ばれた。ジェリービーンズのような細長い形とプチットした歯応え、ジューシーで爽やかな口当たりが特徴で、ヘタがないため可食部100%でゴミが出ない。クレア、クレアオレンジ、クレアレッド、イエロー、オレンジ、グリーン、チョコの7種類あり、温度や湿度、養分、二酸化炭素など様々な要素を高い精度で管理し、生育に最も適した環境を整備して作られている。
今回サンプリングを実施した3種もそれぞれ味の特徴が異なり、「クレア」はうまみがあって酸味がおだやか、「クレアオレンジ」はマイルドな酸味、「クレアレッド」は甘みと酸味が調和した濃厚な味で、カラフルな色の違いだけでなくそれぞれの味も楽しめる。
今回の試食では約7割が初めて「あまえぎみ クレア」3種を食べ、「それぞれ味の特徴が違って、3種の食べ比べが楽しかった」「いつも食べているものより美味しかった」などのコメントが寄せられた。
愛知県産ヘタなしミニトマト「あまえぎみ クレア」のオフィスでのサンプリング
今回のサンプリングについてJAあいち経済連の担当者は「アンケート結果から男女とも若い方、特に20代からの人気が高かったことは驚きでした。一般的なミニトマトと比べて、今回のヘタなしミニトマト『あまえぎみ クレア』の方が美味しいと7割の方に支持されたので、来期はサラダへの投入なども検討したい」と話している。
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