JAおきなわとコラボ「オフィスで野菜」沖縄県産パイナップルをサンプリング2023年7月28日
株式会社KOMPEITOが展開する置き型の社食サービス 「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は、全国の地方自治体や各地のJAと連携し、専用冷蔵庫を活用した「オフィスで地方特産フェア」を定期的に実施。その第26弾として、JAおきなわの協力で、沖縄県産パイナップル「ポコットパイン」と「サンドルチェ」の2種をサンプリングした。
各地域のJAや全農は、コロナ禍で、これまで百貨店などの店頭で実施していた試食販売特産品や農産品の販売促進が制限され、消費者が実際に試食する機会を作りにくくなっている。そこで、同社は実食を伴うプロモーションを安心・安全にできる場所として、オフィスに冷蔵庫を設置するサービスを展開している。
今回は、沖縄県産パイナップル「ポコットパイン」と「サンドルチェ」を実食する機会を作り、その場で簡単に食べられるよう3切ずつカットしてカップに入れ、サンプリングを実施。5月22日から、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の企業を中心に計2000カップをオフィスに設置した冷蔵庫で配布した。
「ポコットパイン」は、手でちぎって味わう手もぎパイナップル。以前は「ボゴール」という名前だったが、ポコッともぎ取り、パクッと食べられることからその音の響きをとって「ポコットパイン」と新たに名付けられた。実の芯まで柔らかく、通常のパインアップルと比べて酸味も少ないため、甘みを存分に堪能できる。
一方、「サンドルチェ」は、沖縄県が15年の歳月をかけて完成した、高糖度で病害に強く、また台風にも強い高級パイン。2017年に登録された新品種のため生産者が少なく、市場にはまだほとんど流通していない希少な品種で、沖縄県の八重山地方(石垣島や西表島)を中心に栽培されている。一般的なパインアップルの糖度が平均13〜15度のところ、「サンドルチェ」の糖度は19度に達し、まるでスイーツを食べているかのような甘さが広がる。
ポコットパイン・サンドルチェ
今回の試食では「ポコットパイン」、「サンドルチェ」ともに「甘い(好みの甘さである)」と回答した人が約8〜9割と、その糖度の高さに反響があった。また、「国産パインアップルの99%以上が沖縄県産だとご存知でしたか?」という質問には9割が知らなかったと回答しており今回のサンプリングを機に認知が広がった。
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